クローゼットは「性格」を映す場所ではなく、「仕組み」のクセが出る場所
服は多すぎないはずなのに、気づくとクローゼットがごちゃついてくる。
ハンガーに戻せず椅子やベッドに積み上がっていく。
クローゼット前まで行くのに少し気力が必要で、そのまま放置..。
こういう流れ、私自身もかなり経験してきました。
これは「片付けが苦手だから」ではなく、クローゼットの仕組みが“人間の動き”と合っていないだけのケースがかなり多いと感じます。
なぜクローゼットは崩れやすいのか
服の管理が崩れる大きな要因は、
“戻すのがちょっと面倒”という小さなハードルが積み重なることです。
- ハンガーに掛けるまでに少し手間がかかる
- 服ごとに分類を考える必要がある
- 奥にしまう動作が必要になる
- その一方で、手前には「とりあえず置ける場所」がある
- 一度崩れると、元に戻すのに気力がいる
この 「少し面倒」 が積み重なると、人はどうしても楽な方に流れやすくなります。
その結果、椅子・ベッド・部屋の隅 → 仮置き → 定位置化
という流れによることが多いです。
片付くクローゼットは“きれい”より“戻しやすい”
理想のクローゼットは、見た目の美しさや完璧な分類より、
「とにかく戻すのが簡単」であることの方が圧倒的に重要です。
ポイントはこの順番です。
- 探しやすい → よりも → 戻しやすい
- 整っている → よりも → 維持しやすい
- 理想の配置 → よりも → 現実に手が動く配置
ここが整うだけで、
クローゼットはだいぶ崩れにくくなります。
無理なく続くクローゼット改善の考え方
① まず「手前ゾーン」を公式にする
人はどうしても「手前」に置きがちです。
ならいっそ、それを前提にしてしまう方が現実的です。
- よく使う服は手前ゾーン固定
- あまり使わない服は奥に退避
- “手前だけで生活が完結する構造”を目指す
「全部を均等に使う前提」ではなく、
実際の使用頻度に合わせて配置してしまった方がラクなことが多いです。
②「掛ける」が無理なら「置ける」を選んでいい
ハンガーに掛けるという行為自体が、意外とハードルになることがあります。
- 畳まなくていいボックス
- “とりあえず後で戻す”専用のカゴ
- ポールに掛けるだけの一時置き
このような「途中で止まれる場所」があるだけで、
部屋の床に積み上がるのをかなり防げます。
③ 見た目を整えるより「視界を落ち着かせる」
クローゼットが崩れていると、
開けるたびに少し疲れることがあります。
そんな時は、
- 色味を近いもの同士でまとめる
- “雑多ゾーン”と“整えたいゾーン”を区切る
- いきなり全部整えようとしない
これだけでも、気持ちが少し落ち着きやすくなります。
まとめ
クローゼットが崩れてしまうのは「自分の意思が弱いから」ではなく、
暮らしと仕組みの噛み合わせが少しズレているだけのことが多いと思います。
戻すハードルを低くすること。手前を前提にすること。
途中で止まれる場所を用意すること。
こうした工夫を少しずつ積み重ねるだけでも、衣類管理はかなり楽になります。
日常の中で「前より少しラクになったな」と感じる瞬間が増えていけば、嬉しいです。
あなたのペースで整えていきましょう。


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