「動けない時間」が長くなってしまうことはありませんか
やらなきゃいけないことは分かっているのに、体が動かない。
頭の中では「そろそろ片付けよう」「少しだけでもやろう」と考えているのに、
気づけばそのまま時間が過ぎてしまう。
そんな状態が続くと、
「自分はだらしないのかな」
「やる気が足りないのかな」
と感じてしまうこともあるかもしれません。
でも実際には、意志の弱さではなく、脳の特性が影響しているケースも多いです。
発達脳では「最初の一手」が重くなりやすい
発達特性があると、
「片付ける」「始める」「動く」といった行動の前に、
- 何から手をつけるか考える
- どこまでやるか決める
- 失敗しないか気になる
こうした思考が一気に浮かびやすくなります。
その結果、行動の前にエネルギーを使い切ってしまうことがあります。
「やろうとは思っているのに、体がついてこない」
そんな感覚になるのは、この影響が大きい場合もあります。
「考えるだけ」で疲れてしまう理由
片付けや作業には、
思っている以上にたくさんの判断が含まれています。
- これは捨てる?残す?
- どこに戻す?
- 今やる?後でやる?
発達脳の人ほど、こうした選択を丁寧に考えやすく、
頭の中でシミュレーションが長く続きやすい傾向があります。
その結果、行動する前に疲れてしまい、
「今日はやめておこう」と感じやすくなります。
同じような悩みを抱えている人は多い
「自分だけが止まってしまう」
そう感じることがあるかもしれません。
でも、発達特性がある人の多くが、
- 始めるまでが一番つらい
- 考えすぎて動けない
- 動けない自分を責めてしまう
といった経験をしています。
私自身も、
「やる気はあるのに動けない時間」が長く続いた時期がありました。
そのたびに「怠けているのかも」と思っていましたが、
今振り返ると、脳の負荷が大きすぎただけだったと感じています。
体が重くなるのは「仕組み」の影響も大きい
行動できない状態が続くと、
心だけでなく、体まで重く感じることがあります。
これは気持ちの問題というより、
「考える工程が多すぎる環境」による疲労が積み重なっている状態とも言えます。
選択肢が多いほど、
決めることが多いほど、
最初の一歩は重くなりやすいです。
「行動」より「考えるだけ」で十分な日もある
何かを変えようとすると、
「動かなきゃ」「片付けなきゃ」と思いがちです。
でも、必ずしも行動する必要はありません。
例えば、
- スマホのメモに「やりたいこと」を書くだけ
- 気になっている場所を眺めるだけ
- 今日は何がしんどかったか考えるだけ
これだけでも、十分な前進です。
考えるだけなら、
体に大きな負荷をかけずに済みます。
「できない自分」を責めなくていい
動けない時間が続くと、
「自分は何もできていない」と感じてしまうことがあります。
でも実際には、
- 考えている
- 悩んでいる
- 改善しようとしている
これらも立派な行動の一部です。
すぐに体が動かなくても、
「考えるだけでも前に進んでいる」と、そっと捉えてみてください。
私の場合、生活導線が悪くて”動く気力”を奪われていました。
👉【止まる自分が嫌になる日】片付けが進まないときに試してほしい考え方
まとめ:最初の一手が重いのは、あなただけじゃない
片付けや行動を始められないのは、
意志の問題ではなく、脳の特性や環境の影響が大きいことがあります。
発達脳では、
考える工程が増えやすく、
最初の一手が重くなりやすい傾向があります。
だからこそ、
無理に動こうとせず、
- 考えるだけの日を作る
- メモに書くだけで終わる
- 「今日はここまで」と区切る
こうした形でも十分です。
少しずつ、自分に合ったペースを見つけていきましょう。


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