休職前の1週間、私はずっと同じ言葉を繰り返していました。
「本当に申し訳ありません」
Teamsでも、対面でも、チャットでも。
その一言を、何度も何度も言い続けていました。
でも今振り返ると、あの言葉は自己否定というより、
「早く終わらせたい一心」から出ていたのだと思います。
休職前日に1日でまとめた夜
まさか翌日から休職することになるとは思っていませんでした。
ただ、このままでは本当に持たないと感じていました。
そのため、急いで手持ち案件を整理しました。
・導入の設定状況
・訪問予定
・お客様からの提供資料
・現在の課題と今後のスケジュール
それらを1日でまとめ、上司を含めた3名に、残業して説明しました。
正直、頭は回っていませんでした。
それでも必死に言葉をつなぎました。
指摘されたあと、頭が止まりかけていた
引継ぎ説明が終わったあと、
スケジューリングの甘さや設定漏れを指摘されました。
反論したい気持ちもありました。
でも、案件ごとに複雑な事情が絡み合っていて、
簡単な説明では伝えきれない状態でした。
何より、頭がもう限界でした。
ギリギリで回せてしまっていたこと自体が、
どこか無理を続ける原因だったのかもしれません。
時間は止まってくれなかった
それでも、翌日から私は休職に入らなければいけませんでした。
修正したい。もう少し整えたい。
でも時間がない..
結局そのまま、私は仕事を手放しました。
引継ぎ後の心残り
「あとはよろしくお願いします」
そう引き継ぎしながらも、どこか割り切れない感覚が残っていました。
ですが当時は、時間も体力も残っていませんでした。
仕方がなかったと、自分に言い聞かせました。
それだけが、唯一の心残りでした。
休職しても完全には切れなかった
本当は、すべてを切りたかった。
でも現実は違いました。
・休職届の提出と承認に合わせて自動応答を設定し直す
・最初の1ヶ月は、お客様からの問い合わせを転送する必要がある
・月1回、LINEで状況報告を送る
・人事総務部へ傷病手当金に関する書類を送る
休職に入っても、完全に仕事を切り離すことはできませんでした。
Outlookを開くたびに、引き戻された
Outlookを開くたびに、頭が重くなりました。
数分の作業なのに、
一気に疲れが押し寄せました。
お腹がゆるくなり、トイレに駆け込むこともありました。
仕事モードに引き戻される感覚。
止まったはずなのに、完全には止まれていない。
休職3ヶ月目の12月頃、ようやく少し慣れました。
でも最初の頃は、定型文を考えるだけで消耗していました。
それでも、止まるしかなかった
・引き継ぎ漏れがあったらどうしよう。
・追加で連絡が来るのではないか。
そんな心配も深く考えてしまう夜もありました。
でも今は、当時の自分にこう言えます。
よく頑張った。
あの状態で、すべてを完璧に整えてから休むことは無理でした。
中途半端に見えても、あれが限界でした。
休みを入れたことは、大正解でした。
任せたことへの申し訳なさは今も少し残っています。
でも、それ以上に思うのは、壊れる前に止まれたことです。
あのとき止まらなければ、
もっと大きな迷惑をかけていたかもしれません。
もし今、休職を考えながらも
「中途半端に投げてしまう」と悩んでいるなら、
完璧に整えてから休むのは、ほとんど不可能です。
申し訳なさがあってもいい。
それでも、壊れないことを優先していい。
あのとき止まれたことだけは、今も後悔していません。


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