休職中、「復職するか退職するか」で思考が止まってしまうことがあります。
どちらが正解なのか。
長い目で見て後悔しないのはどちらなのか。
私もまさにその状態でした。
退職に少し傾いている気持ちはある。
でも年齢やスキルを考えると不安もある。
復職すれば安定はある。
でも同じ環境に戻ることを想像すると、体が重くなります。
同じ部署へ出社する朝を想像すると、
みぞおちが固まり、胃が気持ち悪くなる感覚がありました。
決断できないのは、弱いからではありません。
この記事では、「決められない自分」を責めずに済むための視点をまとめました。
罠①:正解を先に決めようとしてしまう
復職か退職か。
どちらが正しいかを先に決めようとすると、思考は止まります。
なぜなら、未来は確定できないからです。
私はこう考えていました。
- 復職して再発したらどうしよう
- 退職して失敗したらどうしよう
- 年収が下がったらどうしよう
- 社会的信用はどうなるのか
でもこれは「選択の正誤」を考えている状態でした。
実際に必要だったのは、正解探しではなく検証でした。
罠②:会社が原因か、働き方が原因かを混同する
今の会社が合わないのか。
それとも会社員という形そのものが合わないのか。
ここを分けないと、結論は出ません。
私の場合、同じ部署に戻る想像をすると体が明確に拒否反応を出しました。
ですが、別部署で
- 指示系統が一本化される
- スケジュール管理の負担が減る
- 責任過多を避けられる
と考えると、少しだけ「試してみようかな」という気持ちが出ました。
この差はとても重要でした。
罠③:「逃げ」か「戦略的撤退」かを曖昧にする
退職=逃げ。
そう思い込むと、自分を責めます。
でも私は気づきました。
感情で衝動的に辞めるのと、
制度を使いながら整えて動くのは、まったく別です。
- リワークを活用する
- 部署異動の可能性を確認する
- 副業を育てる
- 半年は様子を見る
これは逃げではなく、検証です。
罠④:復職=元通りだと思ってしまう
復職すると、また同じ毎日が始まる。
そう思っていませんか。
でも実際は、条件交渉もできます。
部署変更もあります。
配慮を受けながら働くこともできます。
リワークでは、会社へ具体的に配慮事項を伝えてくれると聞きました。
自分では言いにくいことも、支援者が整理してくれる。
復職は「元通り」ではなく、「条件付きで再スタート」かもしれません。
罠⑤:退職=後戻りできないと思ってしまう
一度辞めたら終わり。
本当にそうでしょうか。
私はこう整理しました。
- 別部署で復職してみる
- ダメなら退職
- 退職後は転職支援も活用する
- 障害者雇用も選択肢に入れる
道は一つではありません。
「やってみてから決める」も立派な選択です。
いまの私の暫定結論
正直に言うと、いまは
復職4:退職6
くらいの感覚です。
同じ環境に戻るのは怖い。
でも、別部署なら試してみる価値はある。
将来的に精神負担が増えそうなら、
退職して年収が多少下がっても、長く働ける環境へ移る。
そして副業や個人活動は続ける。
いわば二刀流です。
決断は今しなくていい。
検証してから決める。
決断しない勇気もある
休職期間は、結論を出すための時間ではなく、
試すための時間かもしれません。
判断の猶予期間です。
「今すぐ決めなくてもいい」
そう思えたとき、体の重さが少し軽くなりました。
もし今、決められずに苦しいなら
正解を探すのをやめてください。
代わりに考えてほしいことがあります。
- 復職か退職どちらを想像したとき体が軽いか
- どちらが長く続けられそうか
- 半年だけ試すなら何を選ぶか
人生は一発勝負ではありません。
復職も、退職も、転職も、やり直しがききます。
本当に怖いのは、何も試さないことです。
決断できないのは、弱さではありません。
真剣だからこそ、迷うのです。


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