来客直前でも焦らなくていい!ADHDの服が散らかりやすい理由と整え方
「そろそろ片付けようと思っていたのに、気づいたら服が山になっている」
「来客の予定が入って、慌てて別の部屋に押し込んだことがある」
そんな経験がある方も多いと思います。
ADHDの特性があると、服の管理はどうしても後回しになりがちです。
それは怠けているからでも、だらしないからでもありません。
服の量や置き方、動線が今の生活に合っていないだけのことがほとんどです。
私自身も長い間、床や椅子に服が積み上がる状態を繰り返してきました。
ですが、服の持ち方と置き場所を少しずつ見直したことで、
「来客があっても何とかなる」状態を保てるようになりました。
この記事では、私が実際に続けられている方法をもとに、
ADHDの人でも無理なく使える服の整え方を3つの視点でまとめます。
完璧に片付けるというお話しではありません。
「前より少しラク」と感じられる仕組みづくりが目的です。
服が散らかりやすくなる理由は「性格」ではなく「仕組み」
服が増えたり散らかったりすると、
「自分は管理が苦手なんだ」と感じてしまうことがあります。
でも実際には、問題になりやすいのは次のような点です。
- 服の量が多く、選択肢が多すぎる
- 戻す場所が分かりにくい
- 脱いだ後の行き先が決まっていない
どれも人の性格ではなく、環境側の話です。
環境が合っていなければ、誰でも散らかります。
ここからは、この3つをそれぞれ軽く整える方法を紹介します。
1. 「これだけ」と決めて、服の量を把握しやすくする
服が多いと、それだけで選ぶ・戻す・探す負担が増えます。
ADHDの場合、選択肢が多いほど動きにくくなることもあります。
私が最初にやったのは、普段使う服の総量を決めることでした。
たとえば、こんな感じです。
- 部屋着:2着
- 軽い外出用:2着
- 季節ごとの外出用:各2〜3着
- コート類:必要最小限
合計すると意外と少なく感じるかもしれません。
ですが、実際にはこの範囲で十分回ります。
大切なのは「足りるかどうか」より、
今どれだけ持っているかを把握できることです。
私はこれらの服を、突っ張りハンガーラックに掛けています。
畳む作業を減らし、視界に入る状態にしておくことで、
「どこに何があるか」を考えなくて済むようになりました。
服の量が把握できると、朝に迷う時間や、
服を探す時間が自然と減っていきます。
2. 迷いを減らすために、定番アイテムを固定する
毎日使うものほど、迷いが積み重なると負担になります。
私が取り入れているのは、
白Tシャツと同じ種類の靴下をまとめて持つことです。
白Tシャツは、組み合わせを考えなくても使いやすく、
どの服とも大きくズレません。
靴下も同じ種類に揃えることで、
ペアを探す必要がなくなりました。
この工夫の目的は「おしゃれにすること」ではなく、
考える回数を減らすことです。
小さな迷いが減るだけで、
外出前や洗濯後の負担はかなり軽くなります。
3. 汚れた服の「行き先」を先に決めておく
脱いだ服をどこに置くかが決まっていないと、
床や椅子が一時置き場になりやすくなります。
私は洗濯機の横に、メッシュ素材のかごを置いています。
脱いだ服は、とりあえずそのかごへ。
それだけです。
メッシュかごにしている理由は、
- 通気性がよく、湿気がこもりにくい
- 中身が見えて、洗濯のタイミングに気づきやすい
洗濯機に入れっぱなしにしてしまうことも減りましたし、
床に服が溜まることも少なくなりました。
「ちゃんと洗濯する」より、
散らからない流れを作ることを優先しています。
まとめ:少しラクな瞬間が増えれば、それで十分
服の管理がうまくいかない原因は、
意志や性格ではなく、仕組みが合っていないことが多いです。
今回紹介したのは、
- 服の量を把握しやすくする
- 迷いを減らす定番を作る
- 脱いだ後の行き先を決めておく
どれも、大きく生活を変える方法ではありません。
一つだけ試すだけでも、
「前よりちょっとラクかも」と感じる瞬間は増えていきます。
その瞬間が増えれば、嬉しいです。
あなたのペースで、整えやすい形を見つけてみてください。


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