【脳が疲れない片付け術】ADHDのワーキングメモリを助ける3つの工夫
私自身、仕事の前に5分だけ「何もしない時間」をつくっています。
お気に入りのコーヒーをいれて、スマホを置いて、ただ座るだけ。
それだけで、頭の中のザワザワが少しずつ静まっていきます。
無理にやる気を出そうとしなくても、
環境を少し整えるだけで、脳は自然と動き出すんですよね。
ADHDの脳は、
ワーキングメモリ(頭の中で情報を一時的に保つ力)が疲れやすい特徴があります。
だからこそ、「頑張る」より「疲れにくくする」工夫が大切です。
1. 先に「止まる時間」をつくる
集中できる日もあれば、まったく動けない日もあります。
これは意志の問題ではなく、脳のリズムです。
私の場合、焦っているときほど、頭が空間に散らばってしまいます。
「あれもこれもやらなきゃ」と思うほど、体が動かなくなります。
そんなときは、あえて5分だけ止まります。
・椅子に座る
・深呼吸を3回する
・机の上をぼんやり眺める
それだけで、頭の中のノイズが少し減ります。
昨日より5分早く起きられた。
今日は洗濯を回せた。
メモを1枚書けた。
その小さな積み重ねが、
「自分はちゃんと進んでいる」という感覚につながります。
2. 「自分のリズム」で片付ける
他人のペースに合わせようとすると、しんどくなります。
SNSで「朝活」「完璧な部屋」を見ると、余計に焦ります。
でも、必要なのは自分の呼吸に合ったスピードです。
焦っているときほど、呼吸は浅くなり、視野も狭くなります。
そんなときは、いきなり片付けようとしなくて大丈夫です。
・机の上の紙を1枚だけ捨てる
・コップをシンクに持っていく
・床のゴミを1つ拾う
これくらいの動きでも、脳は「動けた」と感じます。
「今日は休む日」と決めることも、立派な前進です。
3. 机と生活環境を“考えなくていい形”にする
ADHDの脳は、「どこに置くか」「何からやるか」を考えるだけで疲れます。
だからこそ、考えなくても片付く配置が大事です。
たとえば、机の上に物が散らかっていると、
視界に入る情報だけで脳が消耗します。
・ペンは1本だけ出す
・書類は立てて見える収納にする
・使わない物は引き出しに入れる
これだけでも、頭の疲れ方が変わります。
「どこに戻すか」を考えなくていい配置にすると、
片付けが“判断”ではなく“動作”になります。
机まわりの改善アイデアは、こちらの記事で詳しく紹介しています。
👉ADHDでも片付く!“置くだけ”で机が整うズボラ収納アイデア
また、生活全体の動線を整えることで、
「片付けなきゃ」が「自然に整う」に変わります。
家事や日常動作をラクにする工夫は、こちらにまとめています。
👉【保存版】ADHDでも続けられる!家事をラクにする効率化アイデア5選
まとめ:焦らない日は、ちゃんと前に進んでいる
焦りは、前に進みたい気持ちの証拠です。
でも、焦りすぎると、呼吸が浅くなってしまいます。
だからこそ、いったん止まって、深呼吸。
他人のペースではなく、自分の呼吸で整える。
それが、脳が疲れない片付けのコツです。
今日は少ししかできなかったとしても、
それでも、ちゃんと前に進んでいます。
無理に完璧を目指さなくても、
「疲れにくい環境」をつくるだけで、日常はずっとラクになります。


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