部屋の片付けの正解 仕事中に判断力が鈍る感覚に気づいた
寝不足の状態が何日も続いたまま、平日の仕事をしていました。
体は重く、頭もはっきりしない感覚が抜けないまま、
何とか業務を回していた時期です。
集中できていないわけではありません。
話も聞いていましたし、メモも取っていました。
それでも、その日は会話の受け取り方がいつもと違いました。
相手の言葉が頭の中でつながらず、
理解が浅いまま話が進んでいく感覚がありました。
分かっていないのに、頷いてしまった場面
説明を聞きながら、
「少し分からない」
「あとで整理しないと厳しいかもしれない」
そんな違和感は確かにありました。
それでも、その場で質問する判断ができず、
とりあえず「分かりました」と頷いてしまいました。
今思えば、内容を理解したというより、
その場を止めないことを優先していたのだと思います。
寝不足の状態では、
理解・判断・返答を同時にこなす余力が明らかに落ちていました。
考えがまとまらないまま、次の仕事が入ってきた
会話が終わっても、頭の中は整理できないままでした。
理解しきれていない内容が引っかかり、
次に何を優先すべきかを判断できない状態が続いていました。
そんな中で、また別の仕事や連絡が入ってきます。
考えをまとめる時間もないまま、
どれから手をつけるべきか分からない状況が重なっていきました。
考えが片付かないまま、仕事だけが一つひとつ積み重なっていく。
優先順位がつけられず、てんてこ舞いになっていく感覚に近かったと思います。
ですが、一つひとつは大きな仕事ではありません。
それでも、頭の中で処理が終わっていない状態のまま
新しいタスクが積み上がっていく感覚がありました。
外面がいいことで、後回しが成立してしまった
振り返ってみると、
状況をさらに悪くしていた要因がもう一つありました。
それは、その場を上手くやり過ごせてしまうことです。
分からないことがあっても、言葉を選びながら返事をしたり、
それらしい理由を添えたりすることで、
一時的には問題がなかったように見せることができました。
外面がいい分、
「後で対応します」
「整理してから進めます」
といった形で、
判断を先送りにすることが簡単にできてしまいます。
その結果、
未処理のまま抱えた仕事が水面下で増えていく
という状態が続いていました。
会話が終わったあとに残ったのは、後悔だった
一人になってからメモを見返すと、
問題ははっきりしました。
前提が分からない。
どこが重要だったのか判断できない。
そんな考えが頭の中を回り続けました。
「ここを聞き返すべきだったのでは」
「分かったと言わなければよかったのでは」
そう思えば思うほど、何が重要だったのかを
判断できなくなっていきました。
分からないまま抱え込み、後回しにした判断を、
すべて一人で回収しようとしていました。
振り返って分かったのは、理解力ではなく判断の問題だった
当時は、「寝不足で、”判断の余力が落ちているだけ”」
だと思っていました。
ですが今振り返ると、
問題は理解以前のところにありました。
寝不足の状態では、その場で判断しながら理解し、
返答する余力がありませんでした。
理解したフリをして話を進める方が、
その場では楽に感じます。
ですが実際には、
あとから回収する負担の方がずっと大きい
ということを、身をもって知りました。
考え方を変えただけで、少し楽になった
その後、判断について扱った書籍を読む中で、
「すべてをその場で決めなくていい」という考え方に触れました。
即断即決が正解とは限らず、
判断を一度保留にする方が合理的な場面もある。
この考え方を知ったことで、
「分からないまま頷くしかない」
という思い込みが、少し緩みました。
行動を変えたというより、
自分に許可を出せた感覚に近いです。
今なら、その場でこう扱うと思う
もし同じ場面に戻れるなら、
無理に理解したフリはしません。
判断を完了させず、
「一度整理してから確認します」
「後でまとめて確認します」
と、判断を仮置きします。
寝不足の平日は、うまくやろうとするよりも、
無理な即完結を避ける方が結果的に楽だと感じています。
まとめ:寝不足の平日は、判断を仮置きしていい
寝不足が続くと、仕事中の判断力は確実に落ちます。
その状態で無理に理解し、
外面だけ整えて頷いてしまうと、
あとで大きな負担として返ってきました。
私にとって必要だったのは、
その場で完璧に理解することではなく、
判断を一度、仮置きしていいと認めることでした。
寝不足の平日は分からないまま頷かない。
判断を後回しにしてもいい。
それだけで仕事中の消耗は確実に減ったように思います。


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