回復期に入った頃、私はずっと焦っていました。
「早く元の生活に戻らないといけない」
「このままでは社会から取り残される」
その焦りから、良かれと思って始めた行動がいくつかあります。
でも振り返ると、それらは回復を早めるどころか、むしろ遅らせていました。
この記事では、休職中の回復期に
やらない方がよかったと感じたことを3つ整理します。
① 無理に朝型に戻そうとした
休職中でも「社会人は朝起きるものだ」という感覚が、なかなか抜けませんでした。
目覚ましをかけ、無理に8時に起きる。
午前中に予定を入れ、「ちゃんとした生活」を取り戻そうとしていました。
起きても、布団の上に座ったまましばらく動けない。
予定の時間が近づいているのに、体は動きません。
頭はぼんやりしていました。
それでも、焦りだけが少しずつ強くなりました。
結局午後にはぐったりし、翌日はさらに動けない日が続きました。
「朝起きられなかった自分」を責める時間も、少しずつ増えていきました。
回復期は生活を正す段階ではなく、
崩れない範囲を見つける段階だったのだと思います。
② 元気な日に一気に片付けようとした
少し体が軽い日があると、「今日のうちに全部やろう」と思っていました。
部屋の片付け、書類整理、掃除。
途中で止めるのがもったいなくて、続けてしまう。
その日は達成感があります。
でも翌日、体が鉛のように重くなり、布団から出られなくなる。
翌日に疲れが残る仕組みについては、
こちらで詳しく整理しています。よければ読んでみてください。
肩と背中が固まり、立ち上がるだけでひと苦労でした。
回復は積み上げだと思っていましたが、
実際は削って戻すを繰り返している状態でした。
「できる日」に合わせるのではなく、
翌日に残らない量に合わせる必要がありました。
③ 情報を集めすぎた
回復方法を調べ続けました。
「うつ 回復 目安」
「休職 何ヶ月で治る」
「復職 成功例」
読みながら安心する瞬間もありました。
でも同時に、他人の回復スピードと自分を比べていました。
「自分は遅いのではないか」
「このままでいいのか」
気づけば、横になっているのに頭だけが動き続けていました。
スマホ画面を閉じたあとも、こめかみがじんわり重く、
目を閉じても情報の断片が浮かんでいました。
回復期に必要だったのは、情報を増やすことではなく、
負担を減らすことだったのだと思います。
負担を減らして動けた日の記録はこちらです。よければ読んでみてください。
回復期は足すより減らす
振り返ると、私がやっていたのは「足す」行動でした。
- 早く起きる
- 一気に進める
- 情報を増やす
でも回復期に必要だったのは逆でした。
- 無理な時間を減らす
- 翌日に残る量を減らす
- 刺激を減らす
回復は、努力量で決まるものではありませんでした。
崩れない範囲を続けられるかどうかでした。
もし今、焦って何かを足そうとしているなら、
ひとつ減らせないかを考えてみてもいいかもしれません。


コメント